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恋の処方箋

とある事情で、急にユーノ×シャマルssが書きたくなったので書きましたw
ほんとならティアナ奮闘記?あげるつもりだったんですが・・・・・・まあこのシリーズは適当なんで大丈夫ですねw


先にコメ返です。

>みづつきさん
ありがとおおおお!!頑張って乗り切って見せます!!ラジオでしたら、中学生の頃聞きながら勉強してました!今度聞いてみますね~!
~4年前~







「・・・・・・・またですか」
「またですね」

時空管理局本局、医務室にて。呆れた顔をするシャマルと、ニコニコしながらベットに横たわっているユーノがいた。

「さすがに私も怒りますよ?」
「・・・・・なんでです?」
「なんでです!?よくもまあそんな言葉が出ますね!?」
「しかたないですね」
「何が!?」
「主任・・・・・ここでは静かに」
「黙ってなさい!!今からこの子に健康の大切さをみっっちりと教えないと気がすまないの!!!」

奥からの部下の言葉を聞き入れることなく、シャマルはユーノを睨みつけ、大声で怒鳴る。

「いいですか・・・・・?あなたが忙しいのは分かります。無限書庫の司書長となった今では、ね」
「まったくですよ・・・・・まだ十五歳だっていうのに、みんなして仕事押し付けてきて・・・・・」
「・・・・自分が倒れるまでの量を引き受けたのはあなたでしょう?」
「早めに上の信頼は得たいですからね、なりふり構ってられないんですよ」
「だからって・・・・・・・・・・はぁ・・・・・・私がいなかったらどうするんですか・・・・・」
「?シャマルさん、いなくなるんですか?」
「例えばの話です!・・・・・・そんな疲労した体、すぐに治せる技術なんてそうないんですから」
「シャマルさんがいるじゃないですか」
「だから・・・・・・・・はあ・・・・・・・いつまでもこうやって見てられないんですからね・・・・・」
「そりゃあ・・・・まあ・・・・・そうですけど」
「分かってるなら、もうここには二度と来ないくらいの健康管理をしてちょうだい・・・・」
「医務室って結構落ち着いて好きなんですけどね」
「・・・・・・あのね・・・・」
「それに・・・・・」
「?」
「シャマルさんにも会えますしね」



















           













            ~あの笑顔の意味は~









~機動六課 医務室~







「・・・・・はぁ」

自身の机に積み重なった、大量のカルテを見る。

「・・・・・今夜も、徹夜ね」

全く、どうしてみんなしてこうも怪我をするのかしら・・・・・・・管理する人の身にもなってほしいわね。

「・・・・・・まあ、それがみんなの仕事だしね・・・・・」

後方支援の私と違って、ほかのみんなは前線で敵と戦う。・・・・・・己の体を、時に犠牲にして。

「・・・・・・・・・・」

ふと、壁に掛けてある時計を見る。時計の針は、午前〇時を指す手前ギリギリで止まっていた。

「・・・・・・みんなはもう、寝たのかしら」

時計の針が進む音と、自分の独り言しか音がない時間。妙な喪失感を覚えるこの時間帯が、私は嫌いでしかたがない。まるで、皆が私を置いてどこか遠くへ行ってしまったようで。

「・・・・・まあ、大抵ここは静かな場所なんだけれど」

昼間だろうが、夜だろうが、医務室はとても静かな場所。そして、皆が来たがらない場所。

「当然、よね・・・・・・」

誰だって病気になったり、怪我したくはない。そんな当たり前のこと、分かってる。



ピ――。




「?」

ふいに目の前に空間モニターが現れた。

「メール・・・・・?こんな時間に誰かしら・・・・・?」

こんな夜遅くにメールなんて・・・・・急患?でもそれならメール何かせずに直接・・・・・

「あ・・・・」

メールの差出人を見て、私の思考は一瞬停止した。

「ユーノ・スクライア・・・・・」

・・・・・思わず彼の名前を口にしてみて、ずいぶんとその名前が久しいことに気づく。・・・・・・以前は、毎日のように彼の顔を見ていたのに。

・・・・・・とりあえず、メールを見てみないと。・・・・・添付ファイルはない・・・・・文章だけみたいね。





『お久しぶりです、シャマルさん。夜分遅くに申し訳ありません。

 僕のことはまだ覚えてくれてるでしょうか?もしそうならうれしい限りです。』




「・・・・・変な始まり方」

そう言いながらも、ほほがゆるむのが自分でもわかる。





『シャマルさんが管理局の本局を去ってから随分とたちましたが、そちらの様子はどうでしょうか?
 
 こちらは相変わらず某提督の依頼に振り回されています。

 ・・・・・・えぇ、実に充実した毎日を送らされています。』






「・・・・・ふふ」

彼からのメールを読んでいると、まるで彼の声が聞こえてくるようで、それだけで不思議と落ち着いた気持ちになれる。

・・・・・・まるで、四年前と同じような・・・・・・






『アルフが手伝いに来てくれますが、それでも人手不足です。

 ・・・・・まあ人はいるんですが、どうやら司書のみんなは検索魔法が苦手みたいで・・・・・

 思ったように作業がはかどりません。・・・・・・おかげで毎日サービス残業ですよ。』







「・・・・・また無茶してるんじゃないでしょうね・・・・・・」

以前の、疲労で倒れては医務室に運ばれてきた彼を思い出し、少し不安になる。







『とはいえ、毎日自分が知らなかった情報をこんなにもたくさん手に入る仕事なんてそうないですし、
 
 それに、なんだかんだいってこの仕事は好きなんで、毎日苦しみながらも楽しくやってます。』





「・・・・・知ってるわよ」

どれだけ、あなたの傍にいて、あなたを見てきたと思ってるんですか。








『あと、健康管理にはだいぶ気を使って過ごしています。

 ・・・・・以前のように倒れて、シャマルさんに見てもらうわけにはいかないですから。』






―――――ズキ




・・・・・なにかしら・・・・この、なんとも言えない・・・・・・喪失感・・・・・?・・・・・・え・・・・・・?







『今思えば、シャマルさんにはずいぶんとお世話になりましたね。何度救われたか分かりません。』



―――――救われた?



『ろくに忠告も聞かずに、迷惑かけっぱなしでしたね。本当にすいませんでした。』



――――――冗談じゃない。・・・・・・本当に、本当に救われていたのは・・・・・



『そこでですが、急で申し訳ありませんが今度の日曜日、お時間の方は空いてらっしゃいますか?』



「・・・・・?」



『こちらの時間の方が急遽空いたので、今までのお礼も兼ねて、一緒に食事などどうでしょうか?

 当然、こちらが招待する身なので、すべてこちらもちで。』



「・・・・・・ふふ」

言うじゃない、子供のくせに。



『まあぶっちゃけ、今回の要件はデートの誘いです、はい。

 いろいろと積もる話もありますし、是非ご一緒していただけると嬉しいです。

 ・・・・・・いいお返事の方、期待して待ってます。それでは、また。



           

P.S   くれぐれもはやて達には内緒でお願いします。ネタにされては、たまりませんから。   』









・・・・・そこで、彼のメールは終わっていた。


「・・・・・あ~・・・・・」

全く・・・・結局何が言いたいのかしら?って思ったらデートの誘いだし・・・・・そもそもなんで急にデートなんて単語・・・・・今までそんな会話したっけ?っていうかなんでこんな夜中にメールなのよ・・・・。敬語も使えてるようで使えてないし・・・・・

「・・・・・ふふ・・・・」

言いたいことがたくさんありすぎて頭の中がごちゃごちゃだわ。・・・・でも、とても心は落ち着いている。

「・・・・・救われた、か」

・・・・・本当に救われていたのは、彼じゃなく私。だって・・・・・

「こんなにも週末が楽しみなの、いつぶりかしら・・・・・」

彼への返事は決まっている。ならば、こっちも準備をしないといけないわね。

「お姉さんを軽々しくデートに誘ったこと、後悔させてあげるわ」


・・・・・まずは美容院かしら?それに服装も・・・・・・きっと彼のことだから、高級なレストランでも予約してくるだろうし・・・・・変な格好はしていけないわね・・・・・


「・・・・・ふふ」



ニヤけた顔が直らない。今すぐ仕事を放り出して、彼に会いに行きたい。

一人だった私を、一人にしなかった彼に。どうでもいいことを笑顔で語ってくれた彼に。

何もなかった私に、意味を与えてくれた彼に。そして―――――――




「・・・・・・・またあの笑顔を、みれるといいな・・・・・」


























~エピローグ~






「・・・・・・しばらく見ないうちに、すっかり大人になったわね」
「はい?急になんです?」

ミッドチルダのどこかにある高級レストラン、そこに、ユーノとシャマルはいた。

「・・・・ふふ、なんでもないわ。ただ、少し昔を思い出しただけ」
「はあ・・・・・・・そういうシャマルさんこそ、綺麗になりましたよね」
「以前は綺麗じゃなかったってことかしら?」
「・・・・・失言でした」
「訂正はしないのね」

呆れた顔で言うシャマルと、運ばれてきた料理を食べながら話すユーノ。パッと見た感じではまるでカップルの様な二人だが、話す内容は、どこか違っている。

「・・・・・そういえばシャマルさんは、機動六課が解散した後はどうするつもりなんですか?」
「え?なんでそんなこと?」
「いえ、ちょっとした確認です」
「・・・・・・なんなのよ、それ」

あきれながらも、シャマルは話す。

「そうねえ・・・・・今はまだ分からないわ。ただ・・・・・」
「ただ?」
「あんまり今と変わらないんじゃないかしら」
「解散した後も?」
「そうよ」
「ふ~ん・・・・・・・」
「?なによ」

一瞬、何か考え込むユーノ。

「唐突に話は変わりますが・・・・・・シャマルさん、僕って意外とダメなやつなんですよ」
「はい?」
「いや、なんていうかもう・・・・・・自分で自分を管理することができないみたいな?」
「・・・・・言ってる意味が分からないわ・・・・・」
「要するに、自分一人じゃまともに生活することもできないんですよ」
「・・・・それで?」
「・・・・・まだ分かりませんか?」
「分からないわね」

そういいながら、ユーノを見て微笑むシャマル。

「・・・・・あくまでも、言わせるつもりですか?」
「ん~?なにを?」
「・・・・・・はあ・・・・・分かりました、言わせていただきます」

そういい、立ち上がってポケットから小さな箱を取り出すユーノ。

「・・・・・シャマルさん、これからは、僕だけの医務官になってくれませんか?」

先ほどまでは見せなかった大人びた表情で、ユーノは言う。箱をあけ、綺麗に輝く指輪を見せながら。

「・・・・・・」
「・・・・・・」

しばらくの沈黙の後、

「・・・・ふ」
「?」
「・・・・・ふふっ・・・・・」

静かに、シャマルは口を押さえて笑っていた。

「・・・・・笑いますか?普通」
「だ、だって・・・・・・・『ぼくだけの医務官』って・・・・・微妙に意味が・・・・・違っ・・・・・ふ、ふふ・・・・」
「あ~・・・・・恥ずかし・・・・・」

顔を真っ赤にしながら、椅子に座りなおすユーノ。

「・・・・・で?」
「・・・・・うん?」
「どっちなんです?」
「なにがかしら」
「返事」
「・・・・・・・そうね・・・・・・」

微笑みながら、シャマルは言う

「・・・・・私を、退屈させない自信は?」
「微妙ですね」
「じゃあ、なんで私なのかしら?」
「告白したのがですか?」
「そう。・・・・・・いくらなんでも、急すぎるわ」
「・・・・・・ずっと、前からです」
「え?」
「昔、あんなにも僕のことを心の底から心配してくれてのは、シャマルさんですよ?」
「・・・・・・あなたの勝手な思い込みかもしれないわよ?私があなたのことを心配していたなんて」
「少なくとも、一晩中寝ずに介護してくれたこともあるんですから、少しはあるでしょう?心配してくれたこと」
「・・・・・誰からそれを?」
「さあ?昔なんで忘れました」
「・・・・ふう・・・・・」

微笑むユーノに、シャマルは

「私を選んだら、後悔するかもしれないわよ?」

意味深な笑みを浮かべて言う。

「・・・・・そんなこと、昔から分かってますよ」
「・・・・へ?」




「どれだけ、あなたの傍に居て、あなたを見てきたと思ってるんですか」


「・・・・・・そう」


もはや、これ以上の言葉はいらない。


「・・・・・・覚悟、してくださいね?」

「・・・・・そちらこそ」














その後、八神家に一人加わったとかなんとか・・・・・・そんな噂が、流れるようになるのは・・・・・






もうすこし、先のお話――――――。
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コメント

No title

いや、良かった!
なんか言葉に表しづらいけど
読み終わるまで萌えっぱなしでしたww

No title

はじめまして
最近ここを知りました。
『ユーノ君×シャマルさん』おもしろかったです。
シャマルさんもそうですけど、
やっぱり、ユーノ君、萌え!!!
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