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ティアナ奮闘記? そのご 

「今回は前後半!」
「さらに主役はギン姉ぇ!」
「・・・・・しかも過去編です」

[注意]ほとんどの登場人物が壊れています。純粋ななのはファン、冗談が通じない方は続きを見ないことをお勧めします(オイ)

















第五話『彼が大人な理由ってなんですか?  前編』
















『・・・・・ユ~ノさ~ん?』
「?どうしたのさティアナ、そんなに怖い顔しt」
『昨日送ってもらった本ですが・・・・・』
「あぁ、うん。どうだった?参考にな」
『私は確か執務官試験の必勝法みたいな本を頼んだはずですが?』
「そうだっけ?」
『そうです!!なのに昨日届いたのは『怖い上司のおだて方』って本でしたが?』
「今の君にはそっちの方があってるかな~って」
『余計なお世話です!!!』

今日も忙しい無限書庫、その司書長のユーノが、空間モニター越しに後輩に怒鳴られていた。

『せ~んせ~~~!!』
『うわっ、ちょ!?』
「おや?おはよう、スバル」

ティアナと会話中、いきなりスバルがティアナの横から顔を現した。

『ティアばっかりずるいですよ~!?私にも何か先生お勧めの本貸してください!!』
「う~ん、じゃあいつまでも子供なスバルには大人の本を・・・・」
『絶対ダメです!!!!!!』
『え~?なんでさティア~?』

ある意味いつも通りの光景、そんなこんなで無限書庫の朝は過ぎていくのであった。

















~一時間後  機動六課隊舎 ティアナ・スバルの部屋~



「まっっっったく!!なんであの人はいつも余計なことを・・・・・!」

ユーノとの会話を終え、自身のベットに倒れこむティアナ。

「それが先生のいいところだよね?」
「あんた・・・・・それ本気で言ってる?」

同じく自身のベットで寝転がっているスバルを、ティアナは呆れた顔で見る。

「・・・・・それにしても・・・・・」
「?どうしたんですか、ギンガさん」
「仲がいいわね、あなたたち三人」
「・・・・・は?」

たまたま遊びに来ていたギンガのセリフに、一瞬凍りつくティアナ。

「・・・・・どこをどうみたら仲が良さそうに見えるんですか・・・・」
「でも最近私たち先生と遊んでばっかいるよね?」
「私は勉強しに書庫に行ってるだけ!!遊んでるのはアンタとユーノさんでしょ」
「ティアナで?」
「・・・・・殴るわよ?」
「・・・ふふっ」
「・・・・笑い事じゃないですよ、ギンガさん」
「ごめんなさいね、でも・・・・」
「?」
「ユーノさんはあなた達のこと気に入ってると思うわ」
「・・・・・それはイジリの対象としてですか?」

思わず自虐ネタにはしるティアナ。

「違うわ、友人として、よ」
「本当!?ギン姉ぇ!?」
「・・・・まっさか~・・・・・あの人から見たら私たちなんてただの子供ですよ」

目を輝かせるスバルと、いまいち信用してないティアナに、ギンガは

「・・・・・そうね・・・・・どうせ暇だし、ちょっとお話ししようかしら」
「お話し?」「なんですか・・・・・?」




「・・・・・私とユーノ先生が知り合いになったきっかけ」

ゆっくりと語りだした。







































「・・・・・・・ここが・・・・・・・無限書庫・・・・」

こうして見ると、私がついさっきまで描いていたモノとは、だいぶ違ったところだということに気づかされた。

・・・・そこは、一つの世界だった。

大きな円筒型の部屋の中央を、終わりがあるのかわからない天井に向かい伸びている螺旋階段があり、人や本が無重力空間を盛んに飛び回っている。

そして、周りの景色をすべて埋め尽くすかのような数の本は、時に順序良く、時に無秩序に壁際に収納されていた。



・・・・・そんな中、今回の私の目的の相手は、さらに際だって目立っていた。

「・・・・・才能、かしらね・・・・」

情報処理関連の魔法について、私はよく知らない。・・・・が、職業柄、一度覚えてみようとした経験がある。

・・・・・・・・・結果としては、全然ダメ。相性、というのかしら?とりあえず、すぐ頭は痛くなるわ眠くなるわ・・・・・私には、合ってない類の魔法だった。

が、私の目の前にいる彼は、魔法陣を五つ同時に展開し、検索だか読書だか、よくはわからないけど情報関連の魔法を同時に扱っている。それも、サポートもデバイスもなしで。

「・・・・・ふぅ・・・・すいません、お待たせしました」

区切りのいいところまで調べ終わったのか、彼は魔法陣を展開するのをやめ、こちらに向き直った。それと同時に、彼の周りをくるくると回っていた本たちは、まるで意思があるかのようにそれぞれの場所へとフワフワと飛んで行った。

「いえ、こちらこそ、突然の訪問、申し訳ありません」

汗一つかかず、笑顔で私にそういった彼は、長い綺麗な髪を後ろで結んでおり、大きな丸渕メガネ、そして、一瞬女性かと思うほどの綺麗な容姿をしていた。

「いえいえ、最近は書庫の人員が増えましてね、多少のゆとりが持ててるところですし」
「そう言っていただけると、ありがたいです」

・・・・・?なんだろう・・・・彼はにこにこしているが・・・・・

「・・・・・・それで、本日はどのようなご用件で?」
「はい、本日はスクライア司書長にお願いしたいことがありまして・・・・・」

なぜか少し違和感を感じてしまう・・・・・

「私にですか?」
「はい。・・・・・・つい先日、御存知かもしれませんがナンバーズと呼ばれ」
「あ~・・・・・・、はいはい、わかりましたよ」

・・・・・?まだ何も言ってないのだけれど・・・・・

「いえね、つい先日、悪友から情報処理関連の魔法の扱いに秀でた戦闘機人が捕まったと・・・・・そう連絡を受けましてね」
「・・・・・・」

彼女たちを戦闘機人と呼ばれ、少し睨んでしまう。

「・・・・あ、戦闘機人、というのはいささか失礼だったかもしれませんね・・・・・申し訳ありません」
「いえ・・・・・彼女たちも、自覚はありますから」

・・・・・いけない・・・・こんなところで、相手の気分を害するわけにはいかない・・・・・。

「・・・・まあ、何が言いたいかはわかりますよ」
「・・・・と、言うと?」
「つまり、その彼女をこちらで使ってほしい・・・・・違いますか?・・・・・あぁ、使って、は失礼でしたね、すいません」
「いえ・・・・・・・」

・・・・わざと、なんだろうか?

「・・・・・そちらの、思ってらっしゃるとおりです。今回、私は、彼女、名をオットーといいますが・・・・・彼女の更生プログラムの一環として、そちらで働かせていただきたく、やってまいりました」
「・・・・ふむ・・・・・」

・・・・正直、彼女たちの世間体は、恐ろしく悪いだろう・・・・・・少しでもツテのある、情報処理系の魔法を多くを扱うこの場所がダメだったら・・・・・・

「単刀直入に言います、彼女の腕は、確かなものです。多少、厳しく扱っていただいても、構いません」
「多少、ね」
「どうか、彼女をここで少しの預かっていただけないでしょうか?・・・・・そちらとしても、メリットはある、かと」
「・・・・・ほう?メリット、ね・・・・・・」
「はい、先ほども申しましたように、彼女の情報処理関連の魔法の腕は、おそらくここの誰よりも秀でているかと」
「・・・・ふむ・・・・」

多少強引にいかないと・・・・・とりあえず、引き取ってもらえなければ、どうしようもない。


「・・・・・彼女の能力をじかで見ることは可能でしょうか?」
「!はいっ、それはもう・・・・なんなら、今すぐにでも・・・・」
「それはちょっと・・・・・そうですね・・・・・明日の一時ごろ、もう一度来てもらってもよろしいですか?」
「はい、それはもう・・・・・あ・・・・・」
「?」
「・・・・お手数をおかけしますが、一応彼女は現在」
「あぁ、こちらから会いに行く分には問題ありませんよ。・・・・・それぐらいなら問題ありません」
「!ありがとうございます」

しめたっ・・・・!彼女の能力は確か・・・・!見てもらえさえすれば、きっと納得いってもらえる・・・!

「・・・・では、明日の一時ごろ、お邪魔させていただきます」
「はい、それでは・・・・」








・・・・・意外と・・・・何とかなってよかった・・・・。

書庫を出る際に、もう一度彼のほうを振りかえる。

彼は、すでに魔法陣を展開し、次の作業に取り掛かっていた。

・・・・・さすがというかなんというか・・・・・。

常にニコニコ笑っている人だったが、なのはさんやフェイトさんに聞いていた人とは、少し違った気がする。

・・・・まあ・・・・こちらとしては、そんなことどうでもいいのだけれど。


























「・・・・・・・・・・・と、まあこんな感じかしらね」

「・・・・・・・・」「・・・・・」

ギンガの話を聞いていた二人は、お互いに顔を見合わせる。

「・・・・・・・・なんか・・・・・・」
「・・・・・うん・・・・」


『ユーノさん(先生)っぽくない』

「・・・・・・そうでしょうね」

二人の同時のセリフに、思わず笑うギンガ。

「・・・・ま、これからよ。・・・・私が、彼のことを知っていくのは」


そういって、ギンガは再び話し出す・・・・・・・・














後編へ~続く。
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