スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バレンタインとホワイトなデーにおける苦悩  少女編

ってことで少女編です。一応少年編と少女編と分けて書きましたが、とりわけ二つがつながってる訳じゃないので、別にこれだけ読んでもらってもダイジョウブです。・・・・っていうか、時間が足りなくて、変に話しがはしょり過ぎて・・・・・・なんていうか、展開がおかしいです・・・・・・そして、登場人物多くて途中誰が喋ってるかわからなくなりました・・・・すいません・・・・。
「・・・・なんとなくだけど・・・僕は分かるよ」

今思ったら、これが始まりやったのかもしれん。

「リインフォースがはやてをこの世界に連れてきたように、なのはをこの世界に巻き込んだのは僕だから」

私が、彼を。ユーノ・スクライアという人物を――――

「似てるんだ。僕と・・・・リインフォースは。だから・・・・なんとなくだけど、分かるよ」
「・・・・何が分かるん?」






「きっと彼女は、はやて、君自身の幸せを望んでいるって」


















~バレンタイン 前夜~


「・・・・・よっしゃ~・・・・」

目の前に置かれた手作りクッキーの山を見て、八神はやては額の汗をぬぐう。

「・・・・・完成したみてーだな」
「おぉヴィータ。丁度ええ、ちょっち味見してや」
「私がか?・・・・ま、いーけどよ」

言われるままに、ヴィータは星型のクッキーをひとつつまんで口にいれる。

「・・・・普通にうめーよ。やっぱはやては料理うめ~な」

そういい、恨めしそうに横で見ているシャマルを睨み付けるヴィータ。

「・・・・そんな顔しなくてもいいじゃない」
「だったらそんな不味いもん人に食わすな!!」

シャマルの持っているお盆を指差しながら叫ぶヴィータ。

「ひど~い!!ちょっと焼き加減間違えただけじゃない!!」
「それだけでそんなに不味くなるなら、もはや才能だな!!」
「なんですって~!!!?」
「二人とも・・・・静かにしろ」
「そういえばシグナムは誰かに何か上げないんですか~?」

騒ぐ二人を止めようとするシグナムに、リインが尋ねる。

「私がか?・・・・そんなことしてみろ、新人どもに何て言われるか・・・・」
「確かにシグナムには縁のなさそうなイベントだよな」
「淋しいわね~」
「なんだと!?そういうお前たちは恥ずかしいと思わんのか!?」
「は?何がだよ」
「プレゼントと一緒に・・・・そ、その・・・」
「じれったいわね~・・・・何が言いたいのよ?」
「・・・・あ、愛の告白などっ・・・・!」
「何照れてんだよ」

自分で言っておきながら、顔が真っ赤なシグナム。

「私は認めんぞ!そのようなイベントに便乗しての告白など・・・・!邪道にも程がある!!」
「とりあえずシグナム、おめー謝っとけ」
「なぜだっ!?」

「・・・?主、これは?」

うるさくなってきた三人を無視するかのように、ザフィーラは机の脇に置いてある、きれいにラップされた筆箱サイズのものを見つけてはやてに尋ねた。

「・・・・あぁ、これはな、特別やねん」
「特別・・・・とは?」
「・・・・ほんまは手作りにしよかな~って思てんけどな」
「・・・・?」



「ま、ちょっと昔を思い出しただけやねん」


























~少し昔 何年か過去~


「・・・・ねえすずか」
「?どうしたの」

その日はたまたまユーノが時間が空いたということで、なのはやフェイト、はやてにアリサ、要するに幼馴染全員ですずかの家に集まろうということになっていた。

「このチョコレート・・・・もう1つもらってもいい?」
「え?・・・・・まあ別にいいけど・・・」

大きな机を囲みながら、すずかがどこからか持ってきたお菓子と紅茶で談笑していた六人だったが、ふいにユーノがそういうもんだから、立ち上がってどこかへいくすずか。

「?どうしたのユーノ君」
「・・・・そんなにそのチョコがおいしかったわけ?」

目の前にはまだ大量のお菓子があるのにもかかわらず、そんなことをいうユーノに尋ねるなのはとアリサ。

「う、うん・・・・・」
「ってさっきからそのチョコばっか食べてるやん」
「・・・・ほんとだ・・・・ユーノの目の前、同じ銀紙いっぱい散乱してる」

そう指摘するはやてとフェイトに、ユーのは恥ずかしそうに顔を伏せる。

「・・・・はい、持ってきたよ。・・・・・箱ごとだけど」
「あ、ありがとうすずか」
「別にいいよ、そのチョコあんまり私には合わないし」

そういい、チョコの入った箱を渡すすずか。

「えぇ!?こんなにおいしいのに・・・・・」
「どれどれ?」

びっくりするユーノから箱を奪い取り、チョコを1つつまんで口にいれるはやて。

「・・・・・あま・・・・なんちゅ~か、甘すぎるわ・・・・喉焼ける」
「私もさっき食べたけど・・・・あんまり好きじゃないな、それ」
「・・・・あれ~?」

不評が意外だったのか、首をかしげてそのチョコを食べるユーノ。

「・・・うん、やっぱりおいしい」
「ひょっとしてユーノ、味オンチ?」

フェイトの言葉に、若干落ち込むユーノ。

「そのチョコ、そんなに好きなら家にあるぶん全部持って帰ってもいいよ」
「いいの!?」
「どうせ私の家じゃ誰も食べないし・・・・・そのくせにたくさんあるしね」
「?なんでたくさんあるんや?」
「すずかは・・・・好きじゃないんだよね?ノエルさんやファリンさんが?」
「違う違う。さっき家じゃ誰も食べないっていったじゃない」
「じゃあどうして?」
「・・・・・おまじない、だって」

そういい、少し照れくさそうに笑うすずか。

「おまじない?」
「うん、そのチョコね、どこか外国のチョコなんだけど・・・・」
「それで?」
「うん、そのチョコってね、実は二つで1つなんだ」
「へ?なんやて?」
「えぇっと・・・そのチョコってものすごく甘いでしょ?」
「うん、甘かった」

そうかな?と一人つぶやくユーノ以外は、全員首を縦に振る。

「だから、もう1つとっても苦いチョコと一緒に食べるんだ」
「なんやそら」
「甘さと苦さが合わさって丁度よくなるってわけ?」
「なんていうか・・・・変な食べ方だね」
「ちなみにその苦いほうのチョコは?」

フェイトがそう尋ねると、

「それなんだけどね・・・・・」

すずかは苦笑しながら答えた。

「実は1つもないんだ」
「へ?なんでやねん」
「うん・・・・・だってその甘いチョコ、もらい物だから」
「もらい物?」
「そう。・・・・・その・・・・」
「?」
「バレンタイン、に」
「はい?」














すずかが言うには、どうやらそのチョコは去年外国で大流行りしたもので、好きな人に甘いチョコを上げ、ホワイトデーに苦いチョコをお返しにもらうことができれば恋が実るとか・・・・・そんなところらしい。

「つまりすずかは去年バレンタインに大量にもらったわけね」
「う、うん・・・・ほら、外国って男の人が普通に贈り物するじゃない?」
「ふ~~~ん・・・・・私も外国に知り合いいるけど・・・・・・1つももらわなかったわ」

不機嫌そうにそういうアリサに、苦笑する面々。

「でも変な話やな、結局甘いのと苦いの同時に食べられへんやん」
「そうだよね~、さすがに一ヶ月も経たないうちに甘いほう食べ終わっちゃうよね」
「そう、メーカー側も深く考えずに出したもんだから・・・・・結局わけの分からない宣伝文句になっちゃったの」
「なんやそら・・・・・まあそんなもんにつられる側もつられる側やけどな」

そういいながらも、はやてはおいしそうにその甘いチョコを食べるユーノを見て、少し考える。

「ちなみにユーノ君としては手作りとこういったおまじないみたいなチョコ、どっちもらったら嬉しい?」

ふいに、なのはがそうユーノに尋ねた。

「へ?ぼ、僕?」
「うん。ほら、前に話したでしょ?バレンタイン」
「う、うん・・・・確か好きな人に贈り物と一緒に告白する日だよね?」
「まあ恋人や夫婦が愛の再確認をする日でもあるけどね」
「すずか・・・・・よくそんな台詞真顔でいえるわね・・・・・」
「あはは」

う~ん、と悩むユーノを、はやては一人真剣な表情で見つめる。

「手作りもいいけど・・・・こういったおまじないみたいなものも、僕は好きかな?」
「あれ?以外。男の人ってみんな手作りがいいと思ってた」
「確かに手作りも、一生懸命作ってくれたんだなあ~って思ったりするけど・・・・」
「けど?」
「なんていうか・・・・・・・可愛いよね、そういったものを信じてるって」
「うっわ・・・・・ちょっと引く」

ユーノの隣に座っていたアリサがそういい、笑いが起きる中で、はやては一人何かを考えていた。

「じゃ、じゃあユーノ君はこういったモンのほうがドキッときたりするんや?」
「う~ん・・・・・っていうか、僕自身こういったことを信じてるからね」
「?こういったこと?」
「うん。おまじないとか占い」
「へえ~・・・・・ユーノってもっと現実主義者だと思ってた」

そういうフェイトに、ユーノはそんなことないよと答える。

「星占いとか昔よくやってたしね、スクライアのみんなといたときは」
「旅をしながら?」
「うん。・・・・・それに、スクライアの告白の仕方って何か似てるんだ」
「・・・・このチョコの話しに?」
「そう。基本旅をしながら生きていく僕らはさ、旅先で好きな人ができると、その人に何か大切なものを預けるんだ」
「・・・・そして戻ってきたときにそれを返してもらうの?」
「また出会ったときに、まだ持っていてくれたら告白して、もっていなかったら諦めるんだ。預けたものは、結局その人にあげちゃうんだ。」
「ふ~ん・・・・・って似とるか?今のとチョコの話」
「・・・・・・似てないかも」

はやてのつっこみに、また笑い出す面々。その日は、そんなこんなで皆で楽しく話合って終わりを告げたのだった。

























「・・・・て・・・・」
「・・・・」
「は・・・て・・・・」
「・・・・・」
「はやて!」
「っ!・・・・な、なんや?」
「なんや?じゃねーよ・・・・・」
「ぼーっとしちゃって・・・・どうしたの?」

急に上の空になったはやてを心配して、ヴィータとシャマルが顔を覗き込む。

「あ、いや・・・・・ちょっと昔を思い出してん」
「昔?」
「うん・・・・・・まあ、たいしたことやないよ」
「それならばいいのですが・・・・何か悩みがおありなら・・・・・」
「少なくともシグナムには相談しねー方がいいな」
「そうね」
「なんだと!?貴様ら・・・・いったいそれはどういう意味だ!?」
「シグナムは頭固いですから~」
「同感だな」
「ザフィーラ!?お前もか!?」
「・・・・やれやれ」

騒ぎ出すヴォルケンズを置いて、はやては自分が作ったクッキーをいそいそと袋に詰めていく。

「・・・・こんな年になっても、ユーノ君は可愛いいて思てくれんのかね~」

机の脇に置いた、いつかの激甘のチョコを見て、はやてはユーノがいつか言った言葉を思い出していた。

























           ~エピローグ~


「・・・・・・にがっ」

3月15日、いつもの業務を終えたはやては、自室の机でチョコレートを食べていた。

「ミルクでも入れようか?」
「・・・・お願いするわ」

顔をしかめるはやてを見て、笑いながらユーノはそう尋ねる。

「しっかしあれやな~・・・・・未だにユーノ君が覚えとったなんてな」
「?なにを?」
「・・・・へ?」
「あぁ、ホワイトデーのこと?そりゃ覚えてるよ・・・・前日にアリサから電話かかってきたし」
「・・・・あれ?あれれ?」
「お返しないとひどいからね?・・・・って。アリサはいつまで経っても僕の扱いが酷いよ」
「・・・・ふ~ん・・・・そうなんや」

表情は変えずに、はやてはユーノからミルクを受け取る。

「・・・・・なんや、ただの偶然かいな・・・・・」
「はい?」
「いんや。・・・・・にしても、このチョコは酷すぎやろ~」

笑いながら、はやてはユーノがお返しにくれたチョコを指差す。

「・・・・そう?」
「そうや!いくらなんでも苦すぎやろ・・・・・・どこのチョコやねん」

呆れるはやてに、ユーノは

「そういうはやてがくれたチョコだって、ものっすごく甘かったよ?」
「はれ?ユーノ君って甘いの好きやなかった?」
「昔はね」
「なんや・・・・今は違うんかいな・・・・・そら悪いことしたな」
「・・・・・はやて」

申し訳なさそうにするはやてに、ユーノは

「はい、これ」

1つの小さな箱を手渡した。

「?なんやこれ」
「それは、僕が小さい頃に発掘した石が入ってるんだ」
「石?」
「そう」
「ふ~ん・・・・なんや、これもくれるんか?」

そういい、箱を開けようとするはやてを、

「ちょっと待って」

ユーノは止める。

「?」
「それはさ、僕が今までに1番大切にしてきたものなんだ」
「は?なんやて?」
「っていうのも、それは僕が始めて発掘したものなんだ」
「・・・・なんでそんなもんを私に?」

そういうはやてだったが、なんとなく理解はしていた。

「あれ?ひょっとして昔の会話、覚えてない?」
「・・・・・それはユーノ君やろ?」
「・・・・へ?」
「私がバレンタインにあげたチョコの意味、分かってないやろ?」
「?分かってるよ?だからそのチョコをお返ししたんじゃない」
「へ?」
「・・・・ひょっとして違うの?」
「・・・・・・な~~~~~んや・・・・・・・わかっとったんかい」

手で顔を隠して、はやては一人恥ずかしそうに俯く。

「・・・・やっぱりさ、可愛いよ」
「~~~~~~!!!!!」

その言葉でますます顔を赤くするはやてに、ユーノは

「・・・・・好きです」

そう短く、はっきりといった。

「僕がもっと立派になって、君にふさわしい男になったら・・・・・そのときは、もう一度君に告白させてください。・・・・・だから・・・・・そのときまで・・・・・」
「・・・・言われんでも、私は待っとるよ」

未だに顔が真っ赤なはやてだが、それでもしっかりとユーノを見つめ返し、応える。

「だから・・・・そん時まで、これは開けずにずっと大切にもっとるよ」

ユーノからもらった小さな箱を手のひらに載せて、はやてはそう言った。














数年後、その小さな箱は開けられ、彼女の薬指に光る宝石がはめてあったとかなかったとか・・・・・そんなうわさが流れるようになったのだが・・・・・・





それはまた、別のお話し――――――。





















コメ変っす。

>セブンウィンズさん
どうでしたでしょうか・・・・?(汗)何か変な展開で、しかも急ぎすぎですね~・・・・もっと上手くなりたいっす・・・・
スポンサーサイト
コメント

No title

おまじないとホワイトデーって素敵ですね!
そのおまじないの内容もとても乙女心をくすぐるというかなんというか・・・とにかく自分の中で何かグっと来たということだけ文章にできましたw

あまいチョコのお返しに苦いチョコって本当に素敵だなぁ・・・

No title

今回の少女編ははやての過去にあった事柄、『お呪い』それに願掛けとホワイトディーを合わせた今回。はやてとユーノの気持ち、何となくですが互いに想い合い気持ちを感じられました。この先如何なっていたの?では。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。