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少女と箱?そして動く? 前編

久々ユーノとフリージアシリーズ。パッと終わらすはずが気がついたら前後半・・・・なんでじゃ?

㊟ユーノとオリキャラばっかです。・・・・ばっかっていっても登場人物五人もいないけどwでもまあオリキャラ苦手な人は回避お願いします。
時に無限書庫では奇怪なことが生じる。

それは気づかぬ間に本が増えていたりすることはもはや日常茶飯事で、いきなり次元の境目が見えたりすることもある。

だが今回起こったことは過去にあまり例がないケースで、しかし最近では頻繁に起こっている、そんな無限書庫の日常。




















「・・・・アルフさんが来なくなってからもう一週間ですね~・・・・」

フリージアやコハクがもはや無限書庫のメンバーの一員として馴染んできたころ、今まで手伝いに来てくれていたアルフがハラオウン家の手伝いを専念する為に、しばらく無限書庫に姿を見せなくなっていた。

「しかたないよ、あそこは育ち盛りの子供が二人もいるんだし」
「そうですね~・・・・でもやっぱり少し寂しいです」
「・・・まあ、二度と会えないわけじゃないしね。そのうちまた会えるよ」
「はい~、そうですね」














「・・・・~♪」

ユーノや他の司書達が無限書庫で働いている間、フリージアはよく無限書庫を探検することやコハクと話をして時間を潰していた。

「・・・・あれ?」

今日もまたコハクと話をしようとして、コハクのお気に入りのテラスのような開けた場所に行ったフリージアだったが、そこにはコハクの姿はなく空になったティーカップが一つ置いてあるだけだった。

「・・・・残念です、今日も色々お話聞かせてほしかったんですが・・・・」

フリージアは、コハクの話す外の世界の様々な物語を聞くのが好きだった。しかし、どうやら今日はどこか別の無限書庫内にいるらしく、しかたなくフリージアは一人書庫内を彷徨うことにした。












「~♪・・・・・?」

フリージアが書庫を当てもなく彷徨いだしてしばらく経った頃、彼女の前方から何やら大きな箱がフヨフヨとこっち向かって向かってくるのが見えた。

「・・・・箱・・・・ですか~?」

フリージアの元へ流れてきたその大きな箱は、丁度大人が一人すっぽりと入れるぐらいの大きさで、全体をピンク色の紙で包まれているようだった。

「・・・・え~っと・・・・」

フリージアがどうしようかと箱を眺めていると、どうやら箱の一部分だけピンク色の紙で包まれておらず、ガラスのような透明な部分がむき出しになっており、そこから箱の中身が少し見えるようになっていた。

「・・・・・?」

フリージアは、とりわけ無知なわけではない。

「・・・・・」

特に最近では、ユーノやコハク、無限書庫に勤める他の司書たちから様々なものを教えてもらっていた。

しかし、ガラスのような透明な部分から見えたソレは、

「・・・・あの~・・・・何でこんなとこで寝てるんでしょう?」

綺麗な女の人の顔だったからには、フリージアも対処法が分からなかったのも仕方がないことだろう。

















「・・・・・・」
「・・・・・・」

箱の中に女の人の顔、これには箱を持ってこられたユーノにもどうしていいか分からなかった。

「・・・え~っと、フリージア?」
「はい?」
「これ・・・・っていったら失礼なのかな?よくわからないけど・・・・とりあえず、本当に書庫にあったものなの?」
「はい~、そこらへんをさまよっていたら見つけました」
「・・・・さまよっていたら、ねえ・・・・」

どうしたものか、と言わんばかりにユーノは顔をしかめる。

「ふむ、いっそ箱を開けてみたらどうだ?」
「!?」「っ」

急に二人の背後から声がしたと思うと、そこにはいつまにやらコハクが立っていた。

「・・・・コハクさん・・・いつからいたの・・・」
「つい先ほどだ」

そう言うと、コハクは大きな欠伸をしてボリボリと頭をかいた。

「・・・・おねむさん、ですか~?」
「む?いや、つい先ほど起きたばかりでな、それでだ」
「寝てたって・・・・もう昼過ぎだよ・・・」
「ふむ、確かに昼過ぎではある。だが、夜に寝て朝に起きる、そして昼に行動。これは誰が決めた規則でもなければ法則でもない。したがってだな、私が私である以上、私の行動時間帯というのは」
「そういえば今日はいつもの場所にいなかったですね~」
「む?・・・あぁ、私は別に睡眠を取らなくとも異常なく行動することができるのだがな、たまには寝るという行為をとってみるのもいいと思ってな」
「はあ・・・・」
「それで書庫内で寝ていたらいつの間にやら知らぬところへ移動していたのだ」
「書庫内で寝るときは体をどこかへ縛らないと・・・どこか遠くへ漂っていきますからね~」
「なにそれ・・・・っていうかコハクさんって寝なくても大丈夫な体なの?」
「述べたとおりだ。付け加えるとすれば、食事や排せつ、洗浄だけでなく学習といった人間には不可欠なことは私にとって意味を見出さない」
「そうなんですか~」
「・・・・へえ・・・・って学習までも?」
「うむ。・・・・まあ、無限書庫自体、私のようなものだからな」
「は?それってどう」
「ほれほれ、私のことよりもまずはその箱だろう?」

そういい、コハクは女の人の顔が見える箱を指差す。

「あ、そうだった・・・・」
「で、だ。開けないのか?」
「・・・・開けるの?」
「どちらにしろこのままでは進まん」
「・・・・でももし危険なものだったら・・・・っていうかコハクさん、さっき無限書庫自体私だっていってなかった?」
「?言ったが?」
「・・・じゃあ書庫にあったこれがなんなのか分からないの?」
「・・・ふむ、たとえばユーノ、お前が何の前触れもなくインフルエンザに罹ったとしよう」
「は?」
「その時お前はいつ、どのようにして病原体が体内に侵入したか応えることは出来るか?」
「・・・・ごもっともです」
「インフルエンザってなんですか~?」
「む?インフルエンザというのはな・・・・」
「あ~、後にしよう、説明。長引きそう」
「む?」「そうですか~」














「・・・・じゃあ、とりあえず周りの紙だけはがそう」

十分後、上に報告するといった案も出たはしたが、結局箱を開けてみることになっていた。

「・・・・」「・・・・」

フリージアとコハクが見つめる中、ユーノはピンク色紙を少しずつはがそうと

「一気に行かんか」「!?ちょっ!?」

・・・して、待ち切れなかったコハクによって一気に箱を包んでいた紙ははがされた。

ビリッ!



「!?」「っ!?」「ほ?」





そして、女の人の首までしか見えていなかった箱の全体がさらけ出される。




「・・・・な、なな」「・・・・え・・・と・・・」「ふむ」




箱は全体がガラスのようなもので透明な物体でできており、開けなくとも箱の中身が何なのか見えるようになっていた。





「なんですとーーー!?」「・・・・どうします~・・・?」「・・・・」





そしてユーノ達がみた箱の中には、先ほどの女の人の顔、胴体、両腕、両足がばらばらになって綺麗に収納されていた。















続く~
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