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ユーノとフリージア  エピローグ

こんどこそ、本当の終わりです!


いや~・・・・・なんだかんだいって、いろいろ消化不良ですが・・・・・とりあえず、終わりです!

「ユーノとフリージア」シリーズ、最終話です。


・・・・・色々と言いたいことはたくさんありますが、それはまた次の更新にでも^^
~無限書庫~






「おい~す」




今日も司書が飛び交うこの空間に、八神はやてが不意に訪問した。




「ようこそいらっしゃいました。ご要件はなんでしょう?」


「おぉ、はやてではないか。珍しいな」



そんなはやてに、入口付近にいた、ソラとコハクが応える





「おぉ、おつかれさん。さっそくやねんけど、ユーノ君おる?」 

「あぁ、あいつなら出かけている」

「でかけとる?どこに?」

「・・・・さて、な」




何か言いたげなセリフで、その場を濁すコハク。




「・・・まぁええわい。ほんで、すぐ帰ってくるんかいな?ユーノ君は」

「おそらくは・・・・」

「ふ~ん・・・・じゃ、ユーノ君帰ってくるまでちょいとお邪魔さしてもらおーかな」




そういい、ずかずかと書庫に入っていくはやて。




「・・・・・ひま、なのか?」



そんなはやてに、コハクが呆れていう。




「・・・・すみませんね、優秀な部下のお陰で隊長はお暇なんです」

「やれやれ・・・・そんなに暇なら彼氏の一人ぐらい作ったらどうだ?」

「やーかましいっ!」








「・・・・っ」



「・・・あれ?」



ふいに、ソラに頼みごとをしようとした司書が声を上げる。



「・・・なんや?」


「今・・・・・ソラさん一瞬笑ったような・・・・?」




























~ミッドチルダ 南部のどこか~






「・・・・やあ、ユリ姉ちゃん」



そこは、周りに何もない、草原地帯。




「ここは、相変わらずいい景色だね」



そんな緑色の世界に、一つの墓標がたっていた。




「・・・・・僕は、毎日元気に過ごしているよ」





そのお墓に、ユーノは語りかける。






「仕事も・・・・人間関係も・・・・上手くいってる」




いつもとは違う、どこか幼さがのこる口調で。





「でもね」

















「なんだか、最近・・・・・とても物足りないんだ」











――――風が、吹き抜ける。



「大切な何かを、なくしてしまった。・・・・そう・・・・例えるなら・・・・ユリ姉ちゃんがいなくなったあの日と、おんなじ気持ち」



心のどこかに、穴があいてしまったような、そんな気持ち。




「・・・・何か・・・・大切な何かを・・・忘れている気がして・・・・」




















『・・・・・少年は、薄情だなあ』



「・・・え?」





不意に、どこからか声が聞こえた。






『・・・・ずっと、待ってたんだぞ?彼女』




どこか、懐かしいその声。



「・・・・ユリ・・・・姉ちゃん・・・?」




まさか、とは思いつつも、目の前の彼女のお墓に、尋ねる。




当然、目の前の彼女は何も言葉を発しない。

・・・・死んで、しまっているのだから。




しかし、ユーノには聞こえた。


彼女の、ユリの言葉が。




『・・・後ろ、振り向いて見なよ』





どこからか聞こえるその声の言うとおり、ユーノは後ろを振り向く。






―――――そして―――――





































「・・・・久しぶり、ですね」







―――――そこには、少女がいた。









「・・・・・」











見覚えのある、水色の髪。


聞いたことのある、懐かしき声。





「・・・・・」

「・・・・」








しばし、二人は見つめ合う。


何かを。何かを、伝えなければいけない気がして。


だけど、お互いになかなか口にできなくて。





そして、




















「・・・・おかえり、フリージア」





「!」







・・・・ユーノが、応える。



なぜ、今この瞬間まで、彼女のことを忘れていたのだろうか。



なぜ、もっとはやく彼女を迎えに行ってやれなかったのか。






いろんな想いが、ユーノの中で駆け巡り、ようやく放つことのできた、彼の精一杯の一言。

「・・・・・」





しかし、それは彼女にとって一番言って欲しかった言葉。



そして、彼に一番いいたかった言葉を、全力で、彼に伝えたい。



今、この想いを。



彼に。









自分自身に。








・・・・・今、


とても、


とても長かった、


彼女の旅が、









終わりを告げる。







「――――――ただいま!」





IMG_20100725113900.jpg










                                 ~Fin 
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コメント

No title

オォォォォ!!ついに感動のフィナーレ!!
素敵な終わり方で心がじんわりしました・・・!
そして、最後の絵で尚一層ぐっときちゃいました!!
おめでとうユーノとフリージア!
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