スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ユーノとフリージア その二

自炊・・・・・もっと頑張らないと(ノω=;)

~機動六課 部隊長室~




コンコン

「?どぞ~」


ここは湾岸地区にあるミッドチルダ南駐屯地内A73区画、機動六課と呼ばれる本局古代遺物管理部。

その部隊長室として使われている部屋に、軽めのノックが響く。

「・・・・やぁ、はやて。」

「おぅ~、ユーノ君、いらっしゃいや」

軽めの挨拶をしながら、ユーノ・スクライアは部屋に入っていく。

そして、笑顔でユーノを迎えるのは八神はやて、この機動六課の設立者であり、いわばここのトップの人物。

「ごめんね、いきなりお邪魔しちゃって」

「いやいや、前もってアポとってくれたんやから、全然問題ないで」

「そう言ってもらえると助かるよ」

「まぁまぁ、とりあえずそんなところに立っとらんで座りや」

そういい、ユーノに目の前のソファーをすすめるはやて。

「ありがとう」





「・・・・今日はリーンがいないんだね」

ソファーに座ったユーノが、ふと気づく。

「あぁ、今日リーンはちょっと仕事があって出かけてるんよ」

「?仕事」

「・・・・・まぁ、資料とってきてもらってるだけやねんけどな」

「へぇ・・・・」

出された紅茶を飲みながら、ユーノは言う。














「・・・・ほんでや、話は変わるけど、用って何なん?」

数分、軽い世間話を終えたあと、はやてがユーノに尋ねる。

「いきなりメール来たときはびっくりしたで、詳しいことはあって話す~ゆーねんから」

「はは・・・・・まぁ、こういうのは直接言った方がいいと思ってね」

「ほ~・・・・なんや、こっちか?」

そういい、自分の小指を立てるはやて。

「・・・・ちがうって」

「なんや、つまらん」

「あのね・・・・・」

「・・・・で、何なん?」

「うん・・・・・・」










「・・・・養子・・・・・・」

「・・・うん」


ユーノが、はやてに相談したこととは、養子に関することだった。


「養子・・・・養子、なぁ・・・・」

「う、うん・・・・」

「・・・ユーノ君」

「な、なに?」

腕を組んで、はやてはユーノを睨みつける。


「・・・・なんで今まで黙ってたんや?」

「うっ」

はやての言葉に、おもわず目線をそらせるユーノ。

「それに・・・・いきなり実は女の子を保護してました、それで今回その子を養子として引き取りたい、どうしたらいいか、なんて・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・、あほか

「・・・・・はい」

「いっとくけどな、ユーノ君。なにがどーなって女の子を保護したかもわからんし、その子が何をどー思てんのかもわからへん。情報が少なすぎや」

「・・・・・はい」


「そもそもずっと黙って保護してたなんて・・・・・ある意味犯罪もんやで?」


「え!?」


「・・・まぁ、実はなんとなくは知っとてんけどな」

「・・・・・え?」

「いや、前にユーノ君尋ねたときに、司書から聞いたんよ、なんか女の子がどーたらこーたら」

「・・・・はぁ」

「それでもや、いきなりこんなもん相談されても分からへんよ」

「・・・だよね」

はやての言葉に、なにも言い返せないユーノ。

「・・・・このこと、他の人には言ったんか?」

「・・・うぅん、はやてが最初」

「なんでやねん」

「え?・・・・そりゃあ・・・・まあ・・・・なのは達に言うのも・・・・あれだし・・・・」

「・・・私やったらええんかい」

「・・・・まぁ、言い易くはあるよね」

「おい。・・・・・まぁ、ええわ」


ユーノの言葉に、大きくため息を吐くはやて。


「・・・・いずれにしても、私からはなんも言われへんよ。・・・・だいたい、その女の子にあったこともないねんで?想像もつかんわ」

「・・・うん・・・」

「・・・・せやけど」

「?」









「・・・・どっちみち、もう心は決まってるんやろ?」

「!」

笑顔でそういうはやてに、


「・・・・・うん」


ユーノは、そう頷く。



「ま、どーせユーノ君のことや、誰かに言っときたかったんやろ?養子に関して」

「・・・・うん・・・・そう、だね」

「ははっ、わっかりやす~」

「う、うるさいよ・・・・」

照れるユーノを見て、笑うはやて。


「・・・・・ま、がんばりや。私でよかったら、手伝ったるよ。・・・・養子の手続きとか、家族の相談とか」

「うん・・・・ありがとう、はやて」

「ま、私を信頼してくれたことに関しての、ささいな気持ちや」

「え?」

「一番最初に私に相談してくれたんやろ?ちょっとうれしかったで」

「・・・・はは」

「なんで苦笑やねん」

「いや、べつに」

「・・・・なんかひっかかるなー」











その後、お互いのことを数分話したあと、ユーノは自分の仕事へと戻っていった。


「・・・・・ありがとうね、はやて」


何かをふっきれた笑顔と、そんな言葉を残して。







「・・・・・で、何ニヤニヤしてるんや?」


そういい、隣にいるリーンに言うはやて。

「べっつに~?・・・・・ユーノさんとはやてちゃんがいい雰囲気だったからです」

「いい雰囲気て・・・・・いつもどうりやんけ」

「はいはい~♪」

「・・・・なんかひっかかるな~・・・・・」

「えへへ~」

「・・・・って、おい、なんで知ってるんや?その場にあらんかったやん、リーン」

「扉の向こうにはいましたよ?」

「・・・・聞き耳立ててたんかい」

「えへへ~」

「・・・・・・はぁ・・・・・・」
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。