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元司書長が幻想入り 第六話

諸都合により、今回が幻想入り 第六話 となりまして、前回のが 第五.五話になりますー(汗

・・・・まあ対して変わんないので気にしないで下さい・・・・


コメ返です^^

>たまさん
応援ありがとうございます!>< かならず完結させます!というか、オチ?・・・・じゃなくて結末はもう自分の中で決まっておりますので、途中で投げ出すことはないです!w 後何回続くか分かりませんが、呼んでいただけたら光栄っす!
「・・・・お、見えてきたぜ」

人間の里で出会った魔理沙に連れられ、ユーノと妖夢は「魔法の森」とよばれる森に向かって歩いていた。

3人が向かっているのは「香霖堂」と呼ばれる古道具屋で、博麗神社と里と魔法の森の中間に位置し、魔法の森の入り口に建っているという。そこの店主が魔理沙と知り合いらしく、話をつけてやる、と言うことだった。

「・・・・飛んでいけば楽なものを」

「たまにはいいだろ?それに飛んでたら変なやつに絡まれたりするからな」

「変なやつ?」

「あ~・・・・・バカとかにな」

「あいつか・・・・」
(バカ・・・・!?)


そんな話をしながら歩いていると、ものの数分もたたずに香霖堂とよばれる古道具屋に着いた。








「香霖堂」と掲げられた看板。店の周りには、良いように言えば商品が、悪いように言えばゴミと間違えられそうな、とにもかくにもたくさんの物が散乱していた。


「よ~う香霖、来てやったぜ・・・・ってあれ?」


ユーノと妖夢が躊躇する中、魔理沙は何のためらいもなく店の戸を開け放ち中に入っていく。しかし、店の中には彼女が思っていた風景と少し違ったようで、疑問の声を上げる。


「あら?」「ん?」


そんな魔理沙に、二人の銀髪の男女が視線を玄関に向ける。一人は眼鏡をかけた青年で、店の奥にあるカウンターに肘をつき、いきなり現れた魔理沙を見て「またか」という顔を浮かべた。
もう一人は女性で、女性にしては高い身長、ロングスカートの青色のメイド服を着ており、綺麗な銀髪を左右で短い三つ編みにして、両方とも緑色のリボンで先を結んでいた。


「咲夜じゃないか、なにしてるんだ?」


一瞬驚いた魔理沙だったが、すでにいた訪問者が顔見知りだと分かるとズカズカと店の中に入っていき、大きな黒い帽子を脱いで店の隅に置いてあった手頃な木箱に座り込んだ。


「・・・・お嬢様の紅茶が切れたから買いに来てるだけよ」


そんな魔理沙に尋ねられた「咲夜」と呼ばれた女性は、若干あきれた顔をしつつも魔理沙の問いに答える。しかし魔理沙はもうどうでもいいのか、折角答えてくれた咲夜の答えに興味がないのか、適当に返事をすると床に散らばっていた本を拾い上げ、面白くもなさそうに読み始める。


「・・・・?あら?」


一瞬魔理沙をにらみつけた咲夜だったが、店の入り口で佇むユーノと目が合い、首をかしげる。


「・・・・む?」

「あ、ど、どうも・・・・」


それに気づいたカウンターの奧にいた青年も、ユーノの方を向く。


「あぁ、こいつは人間の里で会ったんだ。なにやら欲しいものがあるらしいぜ」


めんどくさそうに、本を読みながら喋る魔理沙。


「欲しいもの?」

「え、あ、いや・・・・欲しいものといいますか・・・」


そんな魔理沙の言葉に、青年は怪訝そうな顔を浮かべる。


「人間・・・珍しいわね・・・こんな所に来るなんて」

「こんな所、とはひどいな。うちは人間のお客さんも常に歓迎しているんだが」

「誰も来ないぜ、こんなとこ」


口々に思ったことを喋り出す3人。ユーノは、ただ薄ら笑いを浮かべるしかできずにいた。


「・・・で、入り口で隠れてるのは誰なのかしら?」

「うん?」「んん?」

「!」


そんな中、咲夜と呼ばれた女性が玄関の戸から顔をのぞかせる妖夢を指さす。


「・・・よ、妖夢・・・さん?」

「なにやってんだ?」

「えぇ、えと・・・その・・・・」


なにやら口ごもる妖夢


「おや?君はいつぞやの半霊じゃないか」

「・・・・お久しぶりです」


そんな妖夢に向かい、カウンターの奧にいる青年は微笑みかけた。


「そーいえばおまえ等二人は面識があったな」

「そうなの?」

(・・・・・か、会話に入れない・・・・)


どうやら妖夢と青年は顔見知りらしく、お互いに挨拶する。そして、またしてもユーノには分からない会話が飛び交う。


「今日も何か落とし物を取りに来たのかい?生憎だが君が欲しがりそうな物は拾ってないよ。・・・・まぁ仮にウチにあればそれはウチの商品だからね。欲しければそれなりの対価を」

「こ、今回私は保護者として・・・っ!?」


青年との会話に少し熱が入った妖夢は、玄関から店の中に踏入、自分の腰にぶら下げている二本の刀でおもわず入り口の近くに積み上げていた本の山の一つを倒してしまった。


「・・・・あーあ」


大きな音をたて、床に散らばるたくさんの本。



「ご、ごめんなさい!すぐにひろっ・・・」


本を拾おうと床にしゃがみ込もうとした妖夢だが、反対を向いたときにまた別の本の山を腰に差している刀で倒してしまう。


「・・・とりあえずそれを下げるべきじゃないの?」


うっすらと涙目を浮かべる妖夢に対して咲夜は呆れて言う。



「・・・・なんでこんなに本が置いてあるんですか」

「それは魔理沙に言ってくれ。・・・かってに奧から持ち出しては片づけもせずにそこらへんに置いていくんでね」

「ちゃんとまとめてあるだろ?それにそれは置いてるんじゃなくて整頓してるんだぜ?私が読みやすいように」

「・・・・・なんだそれは」

「・・・あぅ・・・・」


とりあえず刀を下ろし、せっせと本を拾い始める妖夢。



「あ、妖夢さん・・・・それくらいなら僕がやるよ?」

「い、いえ!・・・・私がやったことですから・・・」

「いーからいーから」


そういい、ユーノは落ちている本に向かい魔法をかける。


「!」「おー」「ほぉ・・・・」


すると、床に散乱していた本達が次々と浮かび上がり、元のように山積みになって二つの本の山ができあがった。


「便利だな」「・・・・すみません・・・・」

「まあ・・・・普段からこういうことはやってたからね」

「・・・・ふむ・・・・」「・・・・・・」


そんなユーノを青年と咲夜の二人が感心したように見つめる。



「・・・・・失礼だが、まだ名前を伺っていなかったね。僕は森近霖之助、ここ香霖堂で店主をやっている」

「え?あ、はい・・・どうも・・・・・」


妖夢がユーノの頭を下げていると、不意に青年がカウンターから出て来、ユーノの前に歩いてきた。


「珍しいな、香霖が自分から名乗るなんて」


少し驚く魔理沙だったが、すぐに目線を呼んでいる本に戻す。


「僕はユーノ・スクライアといいます。今は・・・・訳あって妖夢さんのとろこに居候させてもらうことになりました」

「正確には幽々子様のところですけどね」

「・・・・・まあ、その辺は詮索しないでおこう。・・・・ときにユーノさん、君はここに何かを欲してやってきたそうだが・・・」

「は、はい・・・・えと、その・・・・生活必需品、といいますか・・・・服といいますか・・・」

「生活必需品?替えの服でも買いに来たのかい?」

「香霖、こいつは外来人だぜ」


目線は手元の本のまま、魔理沙が言う。


「!・・・・そうか・・・・それはそれは・・・・」

「え、えと・・・」


それを聞き、ますます目を輝かせる森近霖之助と言う青年。


「生憎だがウチには君が必要としている商品はあまり置いてはいない」

「まぁ、きほん落ちてる物を拾って売ってるだけだもんな」


魔理沙のチャチャを無視する霖之助。


「・・・・そ、そうですか・・・・」

「だが、これから作ることはできる」

「?つくる?」

「あぁ、こうみえても手先は器用な方でね・・・・丁度余った布があるんだ、採寸さえさせてもらえれば普段着ぐらいは見積もることができるが・・・・」

「い、いえ、そこまでしてもらうわけには・・・・」

「対価は、君のその能力・・・・それを使って欲しいんだが・・・・どうだろう?」

「へ?」


霖之助の予想外の言葉に、驚くユーノ。

なんでも、店の裏にある倉庫の整理を常日頃から思っていたらしいが、どうやら物置に置いてある物の数が多すぎて、一人では片づけることが出来そうにもない、そこで先ほどの魔法で倉庫の整理をしてくれないか・・・・と、言うことだった。


「・・・・まあ・・・・それぐらいなら」

「ユーノさん!そんなことする必要はありません!だいたい、服を見積もるなんて・・・・時間がかかるでしょう?」


了承しようとするユーノを、なぜか必死で止めようとする妖夢。


「時間がないのか・・・・それならば、前にもらった服を何着か差し上げよう。・・・それでどうかな?心配せずともまだ着ていないものだ」

「もらったって・・・・・誰にもらったんだ?」

「常連さんだよ。・・・・君と同じ、魔法使いのお嬢さんから頂いたんだ」

「・・・・アリスか?なんであいつがお前に服なんてやるんだよ」

「彼女は君と違って商品を買ったら何かを支払ってくれるんだよ」

「私は買うんじゃなくて貰うだけだぜ」

「奪う、の間違いだろう?」


呆れて魔理沙を見る霖之助。


「・・・はい、じゃあそれでお願いします」

「ユーノさん!?」

「いいからいいから・・・・さっきもいったけど、整理整頓は慣れてるから」


それに、それなら妖夢に借りを作らないですむ、とユーノは思った。


「決まりだね。・・・では、ついてきてくれ」

「・・・・・私も、よろしいでしょうか?」


了承したユーノにほほえみ、店の裏に案内しようとした霖之助だが、それまで何かを考え込んでいた咲夜が急に言い出した。


「・・・・まぁ僕はいいが・・・・」

「あ、はい。大丈夫ですよ」


何ともないですよ、と言わんばかりにあっさりと了承するユーノ。


「興味でもあるのか?」

「・・・・少し、ね」

「・・・・・な、なんだか変なことに・・・・」


いきなりの展開に置いて行かれる妖夢を尻目に、ユーノ、霖之助、咲夜の3人は店の裏にある倉庫へ向かって歩いていく。





「・・・・お前は行かないのか?」

「ん?なんで行く必要があるんだ?」

「・・・・・そうだな・・・・・お前はそーゆー奴だ・・・」

















・・・・ってことで今回はここまでっす!今回はただ咲夜さんを出したかっただけですー(え  ・・・・ま、まあこれでユーノに紅魔館フラグがたったということで・・・・・(汗  え?なんでたったのか?それはまあ・・・・次回ってことでー
・・・しかし、今回ユーノの影が限りなく薄い・・・・気がするw
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コメント

No title

きた!更新きた!はやい!紅魔館フラグきた!これで勝つる!
そのフラグはやはりパッチェさんのところですかね?
あの大図書館なら無茶な依頼はもちろん、きっと残業もないですよね。
次回の更新も楽しみに待ってます。

No title

諦めてたら続きが!

ぜひ頑張ってください。

No title

読み返していたら今頃気づいたので少し。

長いロングスカート → 長いスカート、もしくはロングスカート
ほんの山 → 本の山、ですかね?

更新待ってます。でもご自身のペースでゆっくり書いていって下さい。
一年くらいなら余裕で待てます。

No title

幻想入りの人選がいいですね。
ほのぼのは好きです。がんばってください。
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