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ユーノとコハク その二

ユーフリssも、そろそろ終わりに近づいてきましたー。あと三話ぐらいありますが、お付き合いくださるとうれしいです。。。。まあその三話が、その一、その二・・・・と結構続くので、中々終わりませんがw
知らぬが仏。・・・・・こんな言葉がある。

無知というのは罪だが、賢者もまた罪である。

探究心を失った人は、何故生きるか。

その先に、光などありはしないというのに。





























「・・・・・・あれ?」

本日の仕事が終わり、周りの司書達が無限書庫を後にする中、ユーノは一人魔法陣を展開させて何かを検索していた。

「ユーノさん?何してるんですか?」
「あ、フリージア・・・・・・ううん、別に何も。ちょっと気になることがあってね」
「はあ・・・・・」
「ユーノー!?何か探しものー!?」

未だに魔法陣を展開しているユーノを不思議に思ったのか、下からソラが問いかける。

「そんなとこー!でももう終わったから今日は帰るよー」
「なんなのよ・・・・・・・・まあいいわ、戸締りしたいから、さっさと出て行ってくれる~!?」
「はいはい・・・・」

ちなみに、帰る当ても行く当てもないソラは、無限書庫にあった倉庫を勝手に改造し、そこで寝泊まりしている。

「・・・・・・どういうことだろ」
「?」
「・・・・・なんでもない。じゃ、帰ろっか、フリージア」
「はい~」

静かなった無限書庫を見渡し、ユーノはフリージアの手を引っ張って自室へと帰って行った。



















「・・・・・・ねえ、フリージア」
「はい?なんですか?」

その日の晩、二人パジャマ姿でベットに寝転ぶユーノとフリージア。

「・・・・コハクさんって、なんなんだろうね?」
「・・・・・?」

部屋の電気を消しながら、ユーノは隣で寝転ぶフリージアに尋ねた。

「今日ね、仕事終わってからコハクさんのこと検索してみたんだ」
「検索・・・・・ですか~?」
「うん・・・・・まあ検索って言っても、今どこにいるか場所を調べただけなんだけどね。・・・・最近見ないって言ってたから」
「コハクさんがですか?」
「うん。・・・・そしたらね、無限書庫全体が反応したんだ」
「・・・・・?」
「つまりね、無限書庫全部がコハクさんだ、って答えが返ってきたんだ」
「・・・・・・そうなんですか~」

分かっているのかいないのか、フリージアはうなずきながら言う。

「・・・・・どういうことだろう」
「・・・・・どういうことでしょうね?」
「・・・・・うん・・・・・」

不安そうに天井を見上げるユーノ。

「・・・・・でも」

そんな彼に、フリージアは

「コハクさんは、とっても楽しい人です、よ?」

微笑みながらそう言った。

「・・・・・そう、だね」
「いつも私が知らないことや、知りたいことを教えてくれます」
「・・・・うん」
「冗談も、たくさん言います」
「・・・・うん」
「・・・・・ユーノさんは、コハクさんのこと」
「大好きだよ」
「・・・・・どれくらいですか?」
「フリージアと同じくらい」
「・・・・それって、どれくらいなんですか~?」
「ん~?・・・・・ずっと、このまま一緒に入れたらいいな~・・・って思っちゃうくらい」
「・・・・えへへ」

その言葉を最後に、その日の夜は二人手をつないで、そのままゆっくりと眠っていったユーノとフリージアでした。

















そして、次の日。


「・・・・・おはよう、ございます」
「うむ、おはよう」

無限書庫には、なにも変わっていないコハクが、そこにいた。

「・・・・・おはようです」
「おぉ、フリージアか。不思議と久しぶりな気がするな」
「実際、何日かぶりですよ?」
「ふむ、そうだったか・・・・・?」
「ですよ」
「そうか」

微笑みながらそんな会話をする二人を見て、ユーノは

「・・・・さて、今日も仕事頑張りますか~」

誰に言うわけでもなく、笑いながらそう言った。

















「・・・・・ねえ、コハクさん」
「?なんだ」

仕事の合間、ふいにユーノがコハクに尋ねる。

「最近、みなかったですけど・・・・・」
「私をか?」
「ほかに誰がいるんですか・・・・」
「・・・・・ふむ、してお前は何が聞きたいのだ?」
「え?・・・・何を、って言われても・・・・・ちょっと気になったって言うか・・・・・」
「・・・・・ユーノ」
「?」

コハクは、ユーノを見つめる。いつもの穏やかな眼ではなく、真剣な目つきで。

「これから起こりうることに、お前はついていけないかもしれん」
「へ?」
「だが、忘れるな。・・・・・真の願い事とは、自分にしか分からないことを」
「・・・・・なんですか、それ?」
「・・・・・ふふ、なに、戯言だ」
「はい?」
「・・・・・今日、ヒマか?」
「え?・・・・・まあ、仕事が終わったら・・・・」
「そうか」

そういい、コハクはユーノに背を向ける。

「仕事が終わったら、初めて私と出会った所に来い」
「・・・・それって、テラスみたいな・・・・」
「うむ、そこだ」
「・・・・・なんで、また?」

首をかしげるユーノに、コハクは

「・・・・お前なら・・・・・・いや、お前だからこそ、伝えよう。・・・・・私という、創造物を」

微笑みながらそう言った。
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